小規模建設業・一人親方が従業員を雇うと、毎月の給与計算が発生します。「何から始めればいいかわからない」「税理士に全部任せているが毎月の手間を減らしたい」という方向けに、建設業の給与計算の基本と時短方法を解説します。
建設業の給与計算の基本
月給制と日給制
建設業では日給制が多いです。日給制の場合は「日給×出勤日数」が基本給になります。月給制の場合は固定額から欠勤控除を引く形になります。
| 給与形態 | 計算方法 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 日給制 | 日給 × 出勤日数 | 現場の出勤日が月によって変わる |
| 月給制 | 固定額 − 欠勤控除 | 管理職・事務など固定勤務 |
残業代の計算
1日8時間・週40時間を超えた分は残業代(割増賃金)が発生します。割増率は以下の通りです。
- 時間外労働(月60時間以内):通常賃金の25%以上
- 時間外労働(月60時間超):通常賃金の50%以上
- 深夜労働(22時〜5時):通常賃金の25%以上
- 休日労働:通常賃金の35%以上
控除の種類
- 所得税(源泉徴収)
- 住民税
- 社会保険料(健康保険・厚生年金)
- 雇用保険料
控除の金額は従業員の給与額・扶養家族・加入している保険によって変わります。計算が複雑なので、税理士・社労士に計算してもらうのが確実です。
給与計算で毎月手間がかかること
- 出勤日数・残業時間の集計(日報やタイムカードから手作業で転記)
- 残業代の計算
- 控除額の反映
- 給与明細の作成・配布
特に出勤日数・残業時間の集計は、日報やタイムカードを1枚ずつ確認する必要があり、毎月2〜3時間かかる事業者も多いです。
日報アプリで給与計算を時短する方法
K.I.C nippoでは、日報データから残業時間・出勤日数を自動集計し、給与明細PDFを生成できます。
自動化できること
- 日報から出勤日数・残業時間を自動集計
- 基本給・残業代を自動計算
- 税理士に計算してもらった控除額をそのまま入力するだけ
- 差引支給額を自動計算してPDF出力
- 社員スマホに給与明細を直接配布
外国人スタッフにも対応
ベトナム語・中国語・インドネシア語など8言語で給与明細を出力できます。技能実習生・特定技能外国人を雇用している事業者に特に便利です。
まとめ
建設業の給与計算は日給制が多く、残業時間の集計が毎月の手間になりがちです。日報アプリで出勤・残業データを自動集計することで、月の集計作業を大幅に短縮できます。